英語の「どっちでもいいよ」基本と相手を不快にさせる注意表現!

この記事を書いた人:ごりごり
旅行と英語が大好きなライターです。TOEICスコアは830点。

「どっちでもいいよ」や「なんでもいいよ」という言葉。とても便利な言葉なので使いたい場面も多いと思います。

しかし、この「どっちでもいいよ」という表現、英語で使う際は、注意が必要です。

自己主張を大事とする文化の中で多様しすぎると、自分の意見がない人だと思われてしまうこともあるので使いすぎには注意が必要です。

また、使い方によっては相手に悪印象を与えてしまうこともあるので、どのようなシチュエーションどのようなフレーズを使うかもとても大事です。

今回は、「どっちでもいいよ」で使える基本フレーズをシチュエーション別で紹介すると共に、出来るだけ使わない方が良い、相手を不快にさせる表現を紹介していきます。

どちらがいいか聞かれている時

まずは、「AとBどちらがいい?」のように提示されたもののうちどちらが良いかを聞かれている時に使えるフレーズを3つ紹介していきます!

“Which do you want to eat, pizza or pasta?”「ピザかパスタどっちが食べたい?」と聞かれているシチュエーションをイメージしてフレーズを見ていきましょう!

【例文】
Q:Which do you want to eat, pizza or pasta?(ピザかパスタどっちが食べたい?)

 

Either is fine.

Whichever is good.

Both are fine with me.

Either is fine.

Eitherと聞くと「どちらか」「一方の」という意味を思い浮かべるでしょう。

ここでは代名詞として選択肢として提示されたものを指して「そのうちどちらでも」という意味になります。

Whichever is good.

Whichever「どちらでも」という意味があり、先ほどの“Either”と同様に代名詞として使うことができます。

先ほどのフレーズでは「いいよ」を指す言葉としてfineが使われていましたが、今回のフレーズで使われているようにgoodを使うこともできます。

Both are fine with me.

bothは「両方」「双方」という意味があり、「両方ともいいね。」という意味になります。

少し長めのフレーズも使っていきたいという方はwith meを付けることで、「私にとっては」というニュアンスを付け加えることができます。

自分を含むグループに対して聞かれている時はwith usに変えることで応用的にこのフレーズを使うこともできます。

何がいいか聞かれている時

次に選択肢が提示されていない場合に「何がいい?」と聞かれたときに使えるフレーズを4つ紹介していきます。

“What do you want to eat?”「何が食べたいですか。」と聞かれているシチュエーションをイメージしてみていきましょう!

【例文】
Q: What do you want to eat?(何が食べたい?)

 

Anything is fine.

It dosen’t matter.

It is up to you.

You can decide.

Anything is fine.

こちらのフレーズは先ほど紹介した“Either is fine.”と似ているので覚えやすいのではないでしょうか。

Anything「何でも」という意味があるので、選択肢が提示されていないシチュエーションでも使うことができます。

It doesn’t matter.

次に紹介するフレーズは今まで紹介してきたフレーズとは少し変わったフレーズになります。

matterは「問題」「事」という意味があり、このフレーズは直訳すると「それは問題とはならないよ。」となります。

「それは問題とならない」つまり「問題にならないから、どれでもいいよ」「たいしたことじゃないからなんでもいいよ」というようなニュアンスになります。

It is up to you.

ここから紹介する2つのフレーズは相手に「決めていいよ」と伝えることで「なんでもいいよ」と伝えるフレーズです。

まず、1つ目のフレーズはIt is up to you.「あなた次第です。」

“up to~”で「~次第です」という意味で使われ、“It is”を省略して“Up to you”と使われることもよくあります。

You can decide.

相手に決断を委ねるフレーズとしてYou can decide.「なんでもいいよ」ということを相手に伝えることもできます。

“decide”は「決める」「決断する」です。とてもシンプルなフレーズで覚えやすいですよね!

ネガティブな印象を与えることもあるどっちでもいいよ

「どっちでもいいよ」や「なんでもいいよ」はとても便利なフレーズです。しかし使い方や言い方によっては相手を不快な気持ちにさせてしまうこともあります。

ぶっきらぼうな言い方をしたり、これから紹介するフレーズを使うと「そんなの興味ない」「どうでもいい」といったようなネガティブな印象を相手に与えてしまう場合があります。

【例文】
Q: What do you want to do tonight?(今夜何がしたい?)

 

Whatever.

I don’t care.

Whatever.

先ほど“Whichever is fine.”というフレーズを紹介しましたが、”Whatever.”または“Whichever.”と短く返答をすると言い方によっては相手にネガティブな印象を与えてしまう場合があります。

”fine”や”good”という「よい」というポジティブな言葉を後ろに付けることでそのような誤解を避けることができます。

なので英語初心者の方は最初に紹介した“Whichever is fine.”や“Whatever is good.”等を使うことをオススメします!

I don’t care.

このフレーズは「なんでもいいよ」にあたる英語のフレーズを考えたときに最も思い浮かびやすいフレーズではないでしょうか。

私も英語を使い始めたときに「なんでもいいよ」として良く使ってしまっていたフレーズです。

I don’t care.は直訳すると「気にしない」という意味になります。

しかし、相手に聞かれている状況で使うと「興味ない」「どうでもいいよ」「ご勝手に」といったようなニュアンスで受け取られてしまいます。

相手にネガティブな印象を与えないためにも気を付けて使いたいフレーズです。

さいごに

今回は「どっちでもいいよ」や「なんでもいいよ」を英語で伝える簡単なフレーズを9つ紹介してきました。

どれも短く簡単なフレーズなので、ぜひ覚えて使ってみてください!

ただ、相手から選択肢を与えられているときと、そうではない時で返答の仕方が少し変わってきたり、使い方に注意が必要なフレーズもあるのでこの2点を気を付けて使ってみてください!

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