これで十分!英語の電話対応必須フレーズ20【場面別一覧表付】

この記事を書いた人:ごりごり
旅行と英語が大好きなライターです。TOEICスコアは830点。

突然電話で”Hello~?”、焦って何も言えなかった__。

英語での電話対応に苦手意識を持たれている方は多いと思います。

英語での電話対応が苦にならないために、押さえておくべき必須フレーズを場面別に紹介していきます。

基本的にここで紹介するフレーズさえ押さえておけば、スムーズにやりとりが出来るはずです。

場面別電話対応フレーズ一覧

詳細はこの後、説明していきますが、まずは場面別の電話対応フレーズを一覧で紹介します。

電話をうけたとき

 こんにちは。こちらは○○です。

Hello, this is 〇〇.

 お電話ありがとうございます。こちらは○○株式会社の○○です。

Thank you for calling. This is ○○Corporation, ○○(名前) speaking.

相手の名前、要件を聞く

 どのようなご用件でしょうか?

How may I help you?

 どなたにおつなぎしましょうか。

Whom would you like to speak to?

 どちら様でしょうか。

May I ask who’s calling?

 会社名をうかがえますか?

May I have your company name, please?

担当者のスケジュールを確認する際

 彼/彼女が対応可能か確認します。

Let me check if he/she is available.

 少々お待ちください。

Just a moment, please.

電話をつなぐ際

 担当者におつなぎします。

I’ll transfer you to the person in charge.

 少々お待ちください。今おつなぎします。

Hold on please. I’ll transfer your call now.

電話をつなぐ相手が不在の場合

 彼/彼女は外出中です。

He/she is out now.

 彼/彼女はまだ戻っていません。

He/she is not back yet.

 申し訳ありません、彼/彼女は対応ができません。

I am sorry, he/she is not available.

 彼/彼女は本日業務を終え、すでに失礼しております。

He/She is left the office for the day.

伝言を聞く

 伝言を承りましょうか。

Would you like to leave a message?

 後ほど折り返えさせましょうか。

Would you like him to call back later?

 電話があった旨お伝えしますね。

I’ll tell him you called.

終話のあいさつ

 お電話ありがとうございます。失礼します。(良い一日をお過ごしください。)

Thank you for calling. Have a nice day.

その他の役に立つフレーズ

 もっとゆっくり話していただけますか。

Could you speak more slowly?

 すいません、もう一度言っていただけますか。

I am sorry, could you say that again for

電話を受けたとき

Hello, this is 〇〇.

こんにちは。こちらは○○です。

電話を受けたときに最初に言うフレーズ。そう、あいさつですよね!最初に落ち着いてあいさつができれば、相手に好印象を与えることができます。

電話でのあいさつも、通常のあいさつと同じく、”Hello.”です。“Good morning.”や“Good afternoon.”を使うこともできます。

また、電話での会話では自分のことは、thisを使って表現することが一般的です。

Thank you for calling. This is ○○Corporation, ○○(名前) speaking.

お電話ありがとうございます。こちらは○○株式会社の○○です。

オフィス等で使うのには、こちらがピッタリな丁寧なフレーズです。

余裕がある方はこちらのフレーズも覚えておくとより良い印象を与えられるでしょう。

相手の名前、要件を聞く

How may I help you?

どのようなご用件でしょうか?

あいさつした後には要件を聞きます。

“May I help you?”の代わりに“Can I help you?”を使うこともできます。

ビジネスの場面では、丁寧な印象の”May“を使用したほうが良いでしょう。

Whom would you like to speak to?

どなたにおつなぎしましょうか。

電話をつなぐ相手を確認する場合は、“Whom would you like to speak to?”と確認しましょう。

May I ask who’s calling?

どちら様でしょうか。

電話の相手の情報を聞く場合にはこのフレーズが役に立ちます。

相手の名前を聞く際に“who is this?”や “who are you?”を一番最初に思いつくと思います。

これらは間違いではないのですが、直接的な表現で、場面や言い方によっては失礼な印象を与えることがあるので、使わない方か良いでしょう。

May I have your company name, please?

会社名をうかがえますか?

会社名を確認する際に役立つフレーズです。

“your name”の部分を“your phone number”等に変えて、他の情報を聞くこともできます。簡単に応用して使えるので、覚えておくと便利です。

担当者のスケジュールを確認する際

Let me check if he/she is available.

彼/彼女が対応可能か確認します。

“Let me~.”は「私に~させて欲しい」という意味で使われます。

“Let me know~.” 「~を知らせて」、“Let me talk~.”「私に~を話させて」という使われ方も良くします。

重要なフレーズなので、覚えておくと役に立つでしょう。

Just a moment, please.

少々お待ちください。

“Just a moment, please.”は少し待ってほしい時に良く使われるフレーズです。

スケジュールを確認する際以外にも、電話をつなぐ際やメモを取るために少し時間が欲しい際にも使えます。

“just a little moment, please.”のように間に“little”を入れることで、ほんの少しだけというニュアンスを加えることもできます。

電話をつなぐ際

I’ll transfer you to the person in charge.

担当者におつなぎします。

担当者に電話をつなぐ場合に使うフレーズです。

最後の”the person in charge”は担当者やその内容に責任を持っている人のことを指します。

この部分に電話をつなぐ人の名前を入れても良いでしょう。

Hold on please. I’ll transfer your call now.

少々お待ちください。今おつなぎします。

一つ前のフレーズと同じ状況で使えるフレーズです。
いくつかの言い回しを覚えておくと、もう一方のフレーズを忘れてしまった時でも対応できます。

また、組み合わせを変えることで、表現の幅も広がります!

電話をつなぐ相手が不在の場合

He/she is out now.

彼/彼女は外出中です。

このフレーズはつなぐ相手が外出中の際に使えるフレーズです。“out”に付け加えて“out of office”という表現も良く使われます。

He/she is not back yet.

彼/彼女はまだ戻っていません。

後で戻ってくるという意味を含んで伝えたい場合は、“He/she is not back yet.”を使うと良いでしょう。

I am sorry, he/she is not available.

申し訳ありません、彼/彼女は対応ができません。

電話をつなぐ相手が他の電話の対応をしている時や、会議中で電話に出ることができない時に使うことができます。

“I am sorry.”を前に付けることで、丁寧な印象を与えることもできます。

He/She is left the office for the day.

彼/彼女は本日業務を終え、すでに失礼しております。

電話の相手が、すでに退社していて、電話に対応することができない時に使えるフレーズです。

今、電話に対応できないだけでなく、今日はこの後も電話に対応することができないニュアンスを伝えることもできます。

伝言を聞く

Would you like to leave a message?

伝言を承りましょうか。

電話を希望の相手にとりつぐことができなかった場合に使います。

Would you like him to call back later?

後ほど折り返えさせましょうか。

似た表現ですが、折り返しが必要かどうかを確認する場合は、“Would you like him to call back later?”と確認しましょう。

“would you like(to)~?”は何かを提案する際や、勧める場合の丁寧な表現として良く使われます。

カフェやレストラン等で、“What would you like?”(何になさいますか?)と聞かれたことがある方の多いのではないでしょうか。

良く使われる表現なので覚えておいて損はしないです!!

I’ll tell him you called.

電話があった旨お伝えしますね。

2つのフレーズは、相手に提案しているフレーズですが、このフレーズは単に「電話があったことを伝えますね。」と言ったものです。

伝言も折り返しもいらないと言われた場合に、使うフレーズとしても良いです。

終話のあいさつ

Thank you for calling. Have a nice day.

お電話ありがとうございます。失礼します。(良い一日をお過ごしください。)

電話の最後を締めくくるのは日本語では「失礼します。」という終話のあいさつですよね?

「失礼します。」は様々な場面で使われる言葉ですが、英語ではその場面によって表現の仕方が異なります。

終話の場面で使われる「失礼します。」にあたる表現は、“Have a nice day.”や“Have a good day.”等のあいさつが使われます。

他の例を挙げると、部屋に入る時の「失礼します。」にあたる表現としては、“May I come in?”が良く使われます。

また、相手がかけてきた電話を切る際の終話のあいさつには“Thank you for calling.”をつけることで感謝の気持ちを表します。

その他の役に立つフレーズ

Could you speak more slowly?

もっとゆっくり話していただけますか。

相手の話している内容が聞き取れないときでも、焦る必要はありません。落ち着いてこのフレーズを思い出してみてください!

“Can you~?”も使うことができますが、“Could you~?”の方がより丁寧な印象になります。

また語尾に“Please”をつけることで、さらに丁寧な印象になるでしょう。

直接話す時には聞き取れる速さの英語でも、電話だと相手の表情や動きが見えない分聞き取りにくくなることがあります。また、音がこもって聞きにくいこともありますよね?

とにかく、落ち着いてこのフレーズを伝えましょう。

I am sorry, could you say that again for me?

すいません、もう一度言っていただけますか。

このフレーズも先ほどのフレーズと同じ場面で使うことができます。

“Say”の代わりに“repeat”を使って“Could you repeat that again?”も同じ意味で使うことができます。

これらの2つのフレーズは電話対応の時だけではなく様々な場面で使えます!

さいごに

いかがだったでしょうか。
今回は英語での電話対応に役に立つフレーズを紹介させていただきました。

フレーズそれ自体は複雑のものではないので、聞いたことがあるフレーズが多かった方もいるのではないでしょうか。

ここで紹介したフレーズさえ覚えれば、最低限の対応はできるはずです!

「急にかかってきた電話。それに出るとまさかの英語!」そんな時にこの内容が少しでも助けになれば幸いです。

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