この記事を書いた人:マミ
映画で英語を学ぶのが趣味。誰もが英語好きになれるよう、文法や英語の表現方法を解説していきます!
英語で、何かを頼みたい、お願いしたい、、、。
“Can you”とかだった気がするけど、よく覚えてない、、、。
そんな方向けに、英語で相手に依頼するときに表現方法を説明していきます。
基本的な表現方法とともに、カジュアルな表現とフォーマルな表現に分けて説明していきます。
例文を交えて説明していきますので、依頼表現をしっかり押さえていただけると共に、正しい使い分けも身につけて頂けます。
今すぐ使える表現ですので、ぜひ活用してください!
カジュアルシーンで使える4つの依頼表現
まずは、友人に対して「窓を開けて」といったカジュアルなシーンで使える依頼表現です。
カジュアルな表現なので、家族間や友人との間で使うイメージです。
Can you 〜?
最も基本系はやはり”Can you”です。Canは「可能」という意味を持つ助動詞です。
依頼文においては、依頼する相手なら簡単にできそうなお願い・依頼をするときに使うイメージです。
「可能ですか?」といったニュアンスで、相手の都合を聞く表現ですので、次に紹介する”Will you〜?”よりも丁寧な表現です。
【例文】
Can you go to the convenience store for me?(コンビニにお遣いにいってきてもらえますか?)
Will you 〜?
”Will you”は、ストレートに、相手にそれをする意思があるかを尋ねる表現です。
相手の意向は置いておいて、とりあえず話し手が依頼している形です。
”Can you~?”よりも、お願いの度合いが強いです。
【例文】
Will you go to the convenience store for me?(コンビニにお遣いに行ってきてくれますか?)
Do you mind 〜?
mindは、否定や疑問文で「気にする」「いやがる」と言った意味になります。
直訳すると「あなたは気にしますか?」ですので、依頼するニュアンスの表現となります。
【例文】
Do you mind if I ask you something?(あなたに頼み事をしてもいいですか?)
Do you mind helping me with the work?(仕事を手伝ってもらえませんか?)
mindは「気にする」という単語ですから、直訳すると「あなたに何か頼んだら、気にしますか?」「仕事を手伝うことを、気にしますか?」という意味です。
そのため、依頼を承諾するときは、「気にしません」なので「No」、拒否するときは、逆に「Yes」になります。
“Do you mind”に続く形としては”if”と、動名詞「〜ing」の表現を押さえておきましょう。「to do」の形は続かないので、注意しましょう。
Can I 〜?
許可を得るニュアンスに近いですが、依頼する際の表現として用います。
【例文】
Can I have a glass of water?(お水を一杯ください。)
フォーマルシーンで使える3つの依頼表現
次に、フォーマルな場での依頼表現です。
仕事での会話やメールで、依頼する場合はこちらの表現を使うようにしましょう。
Would you 〜?
物理的に可能であることを前提に、その人にそれをする意思があるかを尋ねる表現です。
“Will you〜?”に近いニュアンスですが、過去形を使うことで、はっきり言わず少し遠回しな表現になります。
【例文】
Would you pass the paper?(紙をまわしてくれませんか?)
Would you be able to 〜?
直訳すると「~していただくことはできますでしょうか?」という表現です。
相手にとって少々面倒なことを、丁寧に頼む場合に使われます。
【例文】
Would you be able to come our office tomorrow?(明日我々の事務所に来ていただくことはできますでしょうか?)
I was wondering if it would be possible for you to 〜?
とても遠回しな表現です。
丁寧な表現は、直接的な表現を使わないことなので、このような少し遠回りな表現を使います。
【例文】
I was wondering if it would be possible for you to work on holidays?(休日出勤をしていただきたいと思っているのですが、いかがでしょうか?)
依頼を意味する英単語「request」や「order」はどう使う?
依頼という日本語を、英単語にすると「request」や「order」といった単語が該当します。
この2つの単語を使う場合のニュアンスと例文を紹介します。
request
公式&丁寧な依頼をするときに使われる表現です。
ごく簡単なことを友人などにお願いするときは、上で上げた”Can you”、”Will you”を使うのが自然です。
【例文】
We request the honor of your company at dinner.(ディナーにご臨席のほどお願い申し上げます。)
order
Orderは、立場が上の人が命じる、指示するといったニュアンスが含まれます。
そのため、お願いするといった依頼する場合にはあまり使わず、お店や会社などに「頼む・注文する」という文脈でよく使われます。
【例文】
We would like to order your camera as follows.(貴社の以下のカメラの注文を希望しております。)
さいごに
英語で依頼をする表現方法を、カジュアル表現、フォーマル表現に分けて紹介してきました。
特に、CanとWillに含まれる意味を理解すると、より自然に使いこなせるはずです。ぜひ、英会話で実際に試してみてください!
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