英語の挨拶・超必須5選と話を広げるために知っておくべき3つのコツ

この記事を書いた人:ごりごり
旅行と英語が大好きなライターです。TOEICスコアは830点。

会話の始まりは挨拶から!日本語はもちろん英語で会話を始める時も挨拶から始まりますよね。

英会話初心者の方の中では、英語での挨拶が良く分からず、会話を始めるのが怖いと思っている方もいるのではないでしょうか。

また、超基本的な挨拶は分かってもボキャブラリーが少ない、挨拶の後の会話の広げ方が分からないと悩んでいる方も多いのでは?

そんな方に向けて、今回は超基本の挨拶のフレーズと、そこからの会話の広げ方を紹介していきます。

シンプルな超基本フレーズを紹介していくので、すぐに覚えて実際に使えるはずです!挨拶から楽しい英会話を始めましょう!

確実に押さえておくべき英語の挨拶表現・超基本の5つ

英語での挨拶で一番初めに思いつくのは何でしょうか。

“How are you?”
“I am fine, thank you.”

これが思いついた方は多いのではないでしょうか。

一番基本的な挨拶フレーズとして日本の英語の教科書でも紹介されます。

しかし、この“How are you?”以外にも挨拶で良く使われるフレーズがいくつかあります。どれも基本的なものですが、表現や使われる場面が少し違うので、一緒に確認していきましょう。

How are you?

まずは、先ほども登場した一番ベーシックな挨拶から!「調子はどうですか?」と聞いているフレーズです。これは、ビジネスの場面でもカジュアルな場面でも使うことができます。

自分から挨拶をしたいけれど、どのフレーズを使えば良いか分からないという方は、まずはこのフレーズだけでも覚えておきましょう。

How are you doing?

“How are you doing?”この表現も良く聞く表現かと思いますが、“How are you?”と同様に「調子はどうですか?」と聞いているフレーズです。

1つ目の時制が現在形の”be動詞”が使われているのに対し、こちらは現在進行形”be doing”となっています。

1つ目が、今この瞬間の相手の健康状態や心理状態を訪ねているのに対して、2つ目の進行形を使うパターンでは、今この瞬間に限定せず、継続中の現在の状況を聞いているフレーズになります。

日本語に訳すと「元気にやっている?」「最近どうしてる?」に近い雰囲気の挨拶になります。

How is it going?

3つめの”How”を使った挨拶フレーズです。この表現も、意味としては上記2つとほぼ同じニュアンスの表現で、「調子はどうですか?」という意味です。

この表現は、前の2つのフレーズと異なり、主語が“it”になっています。

相手自身の心身の調子を聞いているというよりは、出来事について聞いているフレーズです。

後の返答の仕方でも紹介しますが、これに対する返答としては“it is going well.”のように質問に合わせて“it”を主語にして返答するのが一般的です。

What’s up?

こちらの表現も聞いたことがある方はとても多いのではないでしょうか。

海外の映画やドラマの中でもよく登場します。意味としては、「最近どう?」と聞いているフレーズです。

ここで使われる“up”は「起こって」や「出現して」という意味です。なので、「今何が起きてる?」という意味になります。

また、“What’s up?”とほぼ同じ意味で“What’s new?”も挨拶として使われることがあります。ただ、“What’s up?”の方が良く使われるでしょう。

とてもカジュアルな表現で、特に若い世代の中で良く使われます。

親しい友人間などで使われるのが一般的です。ビジネスの場面や目上の人に対して使うのは避けましょう。

Hello.

ここまでは挨拶として相手について聞く疑問形のフレーズを紹介してきました。

しかし、挨拶としてはもちろん“Hello.”“Good morning.”の挨拶ももちろん使われます。

英語で話したことがほとんどない方で“How are you doing?”など先に紹介した相手について聞く挨拶を使うのはハードルが高いという方は、まずは“Hello.”と元気よく声をかけてみるだけでも十分です。

簡単なものから始めて少しずつステップアップしていきましょう。

挨拶への返答の仕方(気分が良いとき)

ここまでは相手への挨拶をする時に使えるフレーズを紹介してきました。ここからはこれまで紹介してきたフレーズに対する返答の仕方を紹介していきます。

まずは、気分の良い時に使える代表的なフレーズを2つ紹介します!

I’m good.

“How are you?”に対する返答として非常に良く知られているのは“I’m fine.”ですが、“I’m good”“I’m great.”のほうが良く使われるナチュラルな返答です。

返答する時に気を付けたいポイントは時制です。

現在形で聞かれた場合は、現在形で、現在進行形で聞かれた場合は現在進行形と、基本的には聞かれたものに合わせて返答しましょう。

【例文1】
How are you?
I’m good.

 

【例文2】
How are you doing?
I am doing great.

It’s going well.

主語が“It”になる、“How is it going?”に対して、調子が良いことを内容の返答をしたい時に適した返答表現です。

先ほどもお伝えした通り、質問に合わせて“It’s going~.”と返答するのが良いです。

“Well”は「良い」という意味ですが、前のフレーズで出てきた“Good”“Great”を使ってももちろん大丈夫です!

【例文】
How is it going?(調子はどう?)
It’s going well.(うまくやってるよ。)

挨拶への返答の仕方(気分が良くないとき)

I’m sick.

基本の文法は気分の良い時の返答の仕方で紹介したものと同じです。

“Good”や“Great”の代わりに“sick”“tired”等その時のあなたの気分に合わせた内容で返答してください。

I’m not great.

気分の良い時の返答の仕方のフレーズに否定の“not”を加えることで気分のあまり良くないことを伝えることもできます。

自分の伝えたいことの単語が思いつかないときには、知っている単語で伝えたいことのニュアンスを伝えることもできるのです!

挨拶への返答の仕方(便利な表現)

Noting much.(いつも通りだよ。)

“Noting much.”は“What’s up?”に対する返答として良く使われます。

So far, so good!(今のところ順調だよ!)

こちらはあまり聞き馴染みのない方も多いと思いますが、頻繁に使われる表現です。挨拶で調子を聞かれた時の返答として覚えておくと便利でしょう。

英語での挨拶では、相手の様子を聞いていてもそこまで深く聞いているのではなく、あくまで挨拶として聞いているに過ぎない場合が多いです。

そんな時は、深く考えて返答する必要なく、“Noting much.”“So far, so good!”等と軽く返答するのがピッタリな時もあります。

その他の「ままだよ!」という表現を知りたい方は「「まあまあ」の英語表現”So so”に注意!例文でわかる16フレーズ」を参考にしてください。

話を広げるために知っておくべき3つのコツ

ここまでで英語での挨拶の超基本は知っていただけたかと思います。

英語の挨拶の基本ができたら、次は挨拶だけで終わってしまうのではなく、もう少し会話を広げてみましょう。

この挨拶の後の少しの会話があなたとその相手の仲を近づける大きなきっかけになるかもしれません。

話を広げるために知っておくべきおすすめの3つの方法を紹介していきます。

相手に質問をする

相手から“How are you doing?”等と挨拶をされて、返答をしたときは、それで終わってしまうのではなく、相手についても聞いてみましょう。

その際、“How are you doing?”と相手に聞いてみてももちろん間違いではありません。

しかし、同じ内容を相手にも聞いてみたい時は“How about you?”を覚えておくと便利です。

これは挨拶の時以外でも使える便利なフレーズなので、ぜひ覚えておきましょう。

さらに、相手からの返答の内容を深く聞きたいときに使える表現として、”What’s going on?”(どうしたの?)も押さえておきましょう。

【例文】
How are you?(調子どう?)
I am so tired.(疲れてるよ。)
What’s going on?(どうしたの?)

この例のように相手が「疲れている」と答えたときに、「何があったの?」と聞くことでその詳細について聞くことができます。

もちろん悪い気分の時だけでなく、良い気分だという返答があった時にも使えます。

“because”を使って深く話す

2つ目のコツは”because”を使って、自分のことをさらに話すことです。

あなたが話したことで、相手があなたにもっと興味を持ってくれ、質問をされるなど、さらに会話が広がる可能性が高くなります。

【例文】
I am so tired because I couldn’t sleep last night well.(昨日良く寝られなかったから、とても疲れています。)

挨拶の返答をしたときに“I’m good.”や“I’m tired.”だけ伝えてもなんで良い気分なのか、なんで疲れているのかはわかりませんよね。

このような際は、ぜひ、”because”を使って、その理由を伝えてみてください。

”I am going to 〜”を使って予定の話をする

日本語でも挨拶をした後に世間話をする時は今日の予定などを話しますよね。

それと同じように、”I am going to 〜”を使って、自分の予定について積極的に話してみましょう。

【例文】
I’m going to meet my friends tonight. I am so excited.(今夜、友達と会う予定です。とても楽しみです。)

さいごに

挨拶は、コミュニケーションの基本の基本。

会話のスタート次第で、コミュケーションが変わってきます。

紹介した挨拶方法以外にも、さまざまな表現がありますが、最低限押さえておくべき表現としては、紹介した5つで十分です。

コミュケーションを円滑に進めるために、より重要なのは話の広げ方です。

紹介した3つ方法「質問をする」「becauseを使って深く話す」「I’m going to 〜を使って予定について話す。」をしっかり押さえておくことで、きっと会話が広がるはずです。

ぜひ、積極的に活用してください!

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