簡単そうで意外と知らない英語の数字についての知識。
ここでは、英語の数字に関して、基本的な読み方から、桁数の多い数字の読み方、書き方を説明していきます。
また、「1番・2番・3番…」等の序数、計算式に関わる英語、年号まで、数字に関わるすべての英語を紹介していきます。
基本の数字0〜19
まずは基本、0から19までの英語を簡単に確認していきましょう。読み方については、カタカナ的な読み方を記載しています。
数字 | 表記 | カタカナ読み |
0 | zero | ゼロ |
1 | one | ワン |
2 | two | トゥー |
3 | three | スリー |
4 | four | フォー |
5 | five | ファイブ |
6 | six | シックス |
7 | seven | セブン |
8 | eight | エイト |
9 | nine | ナイン |
10 | ten | テン |
11 | eleven | イレブン |
12 | twelve | トゥエルブ |
13 | thirteen | サーティーン |
14 | fourteen | フォーティーン |
15 | fifteen | フィフティーン |
16 | sixteen | シックスティーン |
17 | seventeen | セブンティーン |
18 | eighteen | エイティーン |
19 | nineteen | ナインティーン |
20〜99までの数字
20以降の二桁の数字の場合【桁数+数字】というパターンになります。
下一桁は、数字をつけるだけですので、以下抜粋して例示します。
数字例 | 表記 | カタカナ読み |
20 | twenty | トゥエンティ |
31 | thirty-one | サーティワン |
42 | forty-two | フォーティトゥー |
53 | fifty-three | フィフティスリー |
64 | sixty-four | シックスティフォー |
75 | seventy-five | セブンティファイブ |
86 | eighty-six | エイティシックス |
97 | ninety-seven | ナインティセブン |
桁数は、30は“thirty”、40は“forty” 、50は“fifty”、60は“sixty”、70は“seventy”、80は“eighty”、90は“ninety”です。
これらと“one”から“nine”を組み合わせればOKです。覚えやすいですよね。
3桁の数字
100は“one hundred”です。また200は“two hundred”300は“three hundred”のように、“hundred”の前に“one”から“nine”を入れることで表現します。
これと今までに紹介してきた数字の読み方を組み合わせて、表現していきます。
数字例 | 表記 | カタカナ読み |
222 | two hundred twenty two | トゥーハンドレッドトゥエンティトゥー |
545 | five hundred forty five | ファイブハンドレッドフォーティファイブ |
975 | nine hundred seventy five | ナインハンドレッドセブンティファイブ |
桁の多い数字1000~
日本語では千、億、兆のように4桁で区切って読んでいきますが、英語では、3桁で区切って読んでいきます。
桁の多い数字を書く時に使う“,”(コンマ)は通常3桁ごとに区切られているので、コンマを使って読んでいけは分かりやすいです。
日本語と区切りが違うので慣れるまでは戸惑うかもしれませんが、慣れれば日本語よりも読みやすいです。
数字 | 表記 | カタカナ読み |
1,000(千) | one thousand | ワンサウザンド |
10,000(1万) | ten thousand | テンサウザンド |
100,000(十万) | one hundred thousand | ワンハンドレッドサウザンド |
1,000,000(百万) | one million | ワンミリオン |
10,000,000(千万) | ten million | テンミリオン |
100,000,000(1億) | one hundred million | ワンハンドレッドミリオン |
1,000,000,000(十億) | one billion | ワンビリオン |
10,000,000,000(百億) | ten billion | テンビリオン |
100,000,000,000(千億) | one hundred billion | ワンハンドレッドビリオン |
1,000,000,000,000(1兆) | one trillion | ワントリリオン |
10,000,000,000,000(十兆) | ten trillion | テントリリオン |
100,000,000,000,000(百兆) | one hundred trillion | ワンハンドレッドトリリオン |
1,000,000,000,000,000(千兆) | one quadrillion | ワンクアドリリオン |
最初の3桁は“zero”から“hundred”まで、3桁には“thousand”を使い、その次の3桁は、“million”、さらにその次は“billion”その次は、“trillion”、”quadrillion”を使っていきます。
数字の基本的な読み方は以上です。キリの悪い数字も、以下の例のように、これらのパターンを当てはめていきます。
【例】
123,456
one hundred twenty three thousand four hundred fifty six
1,234,567,890,123,456
one quadrillion two hundred thirty four trillion five hundred sixty seven billion eight hundred ninety million one hundred twenty three thousand four hundred fifty six
順序を表す数字(序数)
序数とは「1番、2番、3番...」のように順番を表すときに使われる数です。
日付を表現する際や、学年を表現する際にも使われます。横には文章等でも良く使われる省略形も一緒に紹介します。
数字 | 表記 | 省略表記 | カタカナ読み |
1 | first | 1st | ファースト |
2 | second | 2nd | セカンド |
3 | third | 3rd | サード |
4 | fourth | 4th | フォース |
5 | fifth | 5th | フィフス |
6 | sixth | 6th | シックスス |
7 | seventh | 7th | セブンス |
8 | eighth | 8th | エイトス |
9 | ninth | 9th | ナインス |
10 | tenth | 10th | テンス |
11 | eleventh | 11th | イレブンス |
12 | twelfth | 12th | トゥエルブス |
13 | thirteenth | 13th | サーティーンス |
14 | fourteenth | 14th | フォーティーンス |
15 | fifteenth | 15th | フィフティーンス |
16 | sixteenth | 16th | シックスティーンス |
17 | seventeenth | 17th | セブンティーンス |
18 | eighteenth | 18th | エイティーンス |
19 | nineteenth | 19th | ナインティーンス |
20 | twentieth | 20th | トゥエンティース |
30 | thirtieth | 30th | サーティース |
40 | fortieth | 40th | フォーティース |
50 | fiftieth | 50th | フィフティース |
60 | sixtieth | 60th | シックスティース |
70 | seventieth | 70th | セブンティース |
80 | eightieth | 80th | エイティース |
90 | ninetieth | 90th | ナインティース |
100 | one hundredth | 100th | ワンハンドレッドス |
21以降で、2桁の数字の下一桁が1〜9までの数字は、以下の例のように、先ほど学んだ二桁の数字の下一桁のみ、序数にするだけで大丈夫です。
【例】
21
twenty-first(トゥエンティファースト)
96
ninety-sixth(ナインティシックスス)
計算式の数字
次に計算式を英語でどのように読むかについて紹介していきます。ちなみに、計算は英語で“calculation”です。
足し算・引き算・掛け算・割り算
まずは基本の足す“+”、引く“-”、かける“×”、割る“÷”から覚えていきましょう。
“=”はもちろん“equal”を使って問題ないですがbe動詞の“is”を使って例文の2つめのように表現することもできます。
計算 | 記号(読み) | 例 |
足し算(addition) | +(plus) | 4+1=5 four plus one equals five or four plus one is five |
引き算(subtraction) | -(minus) | 5-3=2 five minus three equals two or five minus three is two |
掛け算(multiplication) | ×(multiplied or time) | 3×5=5 three multiplied five equals fifteen or three multiplied five is fifteen |
割り算(division) | ÷(divided) |
6÷2=3 six divided two equals three or six divided two is three |
小数点
少数は“decimals”、小数点は“decimal point”と言います。
・実際に式の中で読み上げるときは、小数点のことを“point”と表現します。
・少数点以下の数字は、“one”から“nine”を順に並べて読みます。
・間に“0”が入るときは“oh”または“zero”と読みます。
・はじめが“0”のときは“zero”と読むか、省略して読みます。
【例】
1.5
one-point-five
23.67
twenty-three-point-six-seven
1.234567
one-point-two -three-four-five-six-seven
1.05
one-point-oh-five/one-point-zero-five
0.5
zero-point-five/point five
分数
分数は“fractions”と言います。
実際に計算式を読むときには、分子から先に読み、後に分母を読みます。日本では分母から読みので、逆になりますので、気をつけましょう。
・実際に式の中で読み上げるときは、“over”を使います。
・“over”を使わずに、単に分子分母の順で読んでもよいです。この際に分母は先ほど紹介した序数で読みます。
・1/3のように分子に1がくるときで、“over”を使わずに表現する場合は“one”ではなく“a”を使うのが一般的です。
【例】
3/7
three-seventh / three over seven
4/9
four-ninth / four over nine
1/3
a third / one over three
1/10
a tenth / one over ten
年号の数字
最後に、年号の読み方について紹介していきます。
年号は近年のものだと4桁で表されるのでそのまま読めばいいのでは?と思ってしまいがちです。
しかし、英語では基本的に最初の2桁、後の2桁で分けて読みます。
また、少し違った読み方をする年代もあるので、いくつか例を紹介していきます。
・紀元前は“Before Christ”という表現を使います。
・2000年と1900年は表現方法が異なります。
・2001年から2009年と、1901年から1909年も表現方法が異なります。
【例】
2018年
twenty-eighteen
2010年
twenty-ten / two thousand and ten
2000年
the year two thousand
2001年
two thousand and one
1905年
nineteen oh-five
1901年
nineteen of-one
1900年
nineteen hundred
385年
three eighty-five
紀元1年
one the year one
紀元前20年
twenty Before Christ
さいごに
いろいろな数字の読み方を紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
使い方によって、同じ数字なのに読み方が違い少しややこしいな、と感じた方も多いかもしれません。たくさん紹介させていただきましたが、一つずつゆっくり覚えていってください。
この記事を書いた人:ごりごり
旅行と英語が大好きなライターです。TOEICスコアは830点。
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