オンライン英会話は、たくさんあって何を基準に、どう選ぶべきかわからない__。
このように感じている方も、多いと思います。
実際、オンライン英会話は、それぞれに特徴や強みがあり、だからこそ、同じオンライン英会話であっても、人によって評価に大きく差が出るのです。
目的に沿った適切な選択をしていただけるよう、今回は、ビジネス英語を学ぶ上でおすすめしたいオンライン英会話を、理由と共に3校紹介していきます。
「ビジネス英語コース」には注意が必要
ビジネス英語を学びたいから、「ビジネス英語コース」のあるオンライン英会話を探している。という考え方をされる方もいますが、この考え方は、注意が必要です。
そもそも「ビジネス英語コース」ってなんなんでしょうか?
よく、ビジネス英語コースを、日常英語コースと対比して、以下のようなイメージで区分されていることが多いです。
日常英語コース:友人との会話・海外旅行で使う会話(初級向け)
ビジネス英語コース:仕事での交渉、会議で使う英語(中上級者向け)
ただ、日本語でイメージしていただきたいのですが、日常で使う日本語と、仕事で使う日本語ってそんなに違うでしょうか?
もちろん、仕事でしか使わない単語もあるでしょうが、私は、単にシチュエーションが違うだけの話だと思っています。
オンライン英会話運営側の視点で考えると、シチュエーションを仕事場にするだけで、ビジネス英語の教材は作れてしまいますし、「ビジネス英語コース」も、作れてしまうのです。
実際に、ほとんどのオンライン英会話で「ビジネス英語」に関するコースは、あります。
そのため、ビジネス英語を学びたい方にとって、「ビジネス英語コース」があるから、というのは選ぶ理由にすべきことではないのです。
ビジネスで生かせるビジネス英語を学ぶには
では、ビジネス英語を学びたい人は、何を基準にオンライン英会話を選ぶべきなのでしょうか?
ビジネスシーンを扱った教材があることと共に、最も重要なのは、”誰から学ぶか”だと思います。
どれだけ教材が優れていても、ビジネスの経験がない学生や主婦の講師では、リアルなシチュエーションをイメージすることができないでしょうし、リアルなシチュエーションをイメージできなければ、適切な表現を指導できません。
ビジネス英語を学ぶためには、コースやカリキュラムではなく、講師を軸に選ぶことがオススメです。
ビジネス英語を学べるおすすめオンライン英会話3校
それでは、具体的にオススメのオンライン英会話を3校紹介します。
ビズメイツ
ビジネス英語のオンライン英会話であれば、ビツメイツと言われるくらい有名ですが、当サイトとしてもオススメです。
ビズメイツは、元ベルリッツの方が立ち上げられたオンライン英会話サービスです。
さすが、元ベルリッツだけあって、カリキュラム、教材にノウハウがぎっしり詰まっている印象があります。
選ぶ上で重要な、講師は全員フィリピン在住のビジネス経験保有者のみです。
英会話初心者である私も、ビズメイツのレッスンを受けていますが、きちんとレベルチェックをしてくれて、ランク分けされてからスタートできますので”レッスンについていけない”なんてことはありません。
また、カリキュラムが一つしかなく、ランクを上げることがモチベーションになりますので、継続しやすいという意味でもオススメのオンライン英会話です。
ビジネス特化型オンライン英会話ビズメイツ(Bizmates)
最安プラン:12,000円(税込)/月 講師(数):フィリピン(900人以上)
トレーナーはフィリピン在住のビジネス経験保有者だけ!
カリキュラムはビジネス向けの一つのみ
ベストティーチャー
ベストティーチャーは珍しいタイプのオンライン英会話で、他のオンライン英会話のように、教材を使ってレッスンをするだけではありません。
講師とオンラインで通話レッスンをする前に、自分が学びたいシチュエーションを選択し、話すのではなく、書くところからスタートします。
書いた内容を、添削してもらい、リーディング、リスニングの練習を終えてから、通話レッスンを迎えます。
以下は、私が試した際の進行画面です。
このように、ビジネスシーンに関する題材も多く登場します。
一つ一つのシーンで、ライティングから行い文章を丁寧に、作っていきますので、シーン別に適切な表現を、自分だけの自然な表現としてインプットすることができます。
講師についても、社会人経験や指導経験が豊富な人材を、世界中から採用しており、合格率は4%ほどです。
私も経験しましたが、落ち着いた講師が多いなという印象がありました。
「書いて、話す」オンライン英会話(Best Teacher)
最安プラン:12,000円/月 講師(数):アメリカ、セルビア等(500人以上)
特徴
書けないことは話せない!ライティングから学ぶ独自の仕組み
社会人経験豊富なネイティブ講師も在籍
vipabc
3つ目にオススメしたいのがvipabcです。
私もまだ受けたことがないのですが、すごく気になるオンライン英会話です。
特徴を一言で言うと、「通学型スクールの良いところを兼ね備えたオンライン英会話」といった印象のオンライン英会話です。
無料レッスンを受けると、日本人のカウンセリングを受けることができ、それぞれにあったカリキュラムの提案を受けることができます。
講師は、全員英語指導資格TESOLを保持し、講師の質についてもすごく評判の良いオンライン英会話です。
シリコンバレー発!世界一のオンライン英会話vipabc
最安プラン:11,500円/月 講師(数):アメリカ、イギリス等(20,000人以上)
特徴
オーダーメイドのオンライン英会話
全員が国際資格(TESOL)保有ネイティブのレッスン!
おすすめオンライン英会話3校の比較表
ビジネス英語を学ぶ上でのおすすめオンライン英会話を3校紹介しましたが、この3つで迷わないよう、特徴と費用を比較表でまとめました。
※小数点以下四捨五入。
※本情報は2020年6月現在の内容です。十分な注意を払って整理しておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。価格の変更がされる場合もありますし、当サイトのプランの解釈に誤りがある場合があります。ご利用前は必ずご自身で該当のオンライン英会話事業者のページを確認してください。
※vipabcについては、他のオンライン英会話と異なり月額制ではないため、シミュレーション対象外としています。
1日あたりの費用シミュレーション計算方法の詳細
ビズメイツ
ビズメイツは、「毎日25分プラン:12,000円/月」を想定日数で割っています。
月8日:12,000円(毎日25分プラン)÷8日=1,500円
月12日:12,000円(毎日25分プラン)÷12日=1,000円
月31日:12,000円(毎日25分プラン)÷31日=387円
ベストティーチャー
ベストティーチャーは「通常英会話コース:12,000円/月」を想定日数で割っています。
月8日:12,000円(通常英会話コース)÷8日=1,500円
月12日:12,000円(通常英会話コース)÷12日=1,000円
月31日:12,000円(通常英会話コース)÷31日=387円
vipabc
vipabcは、月額やポイント制ではなく、より長期契約を必要とするオンライン英会話です。分割払いもできますが、料金形態が違いすぎるため、シミュレーション対象外としています。
3校で迷ったときの選び方
比較表を見ると明らかなように、vipabcについては費用面が若干気になります。
他のオンライン英会話と違って月額のサービスではなく、分割払いはできるものの、カリキュラムに対して一括で契約を必要とします。
そのため、費用面で気になる場合は、vipabcは候補から、外してしまうと良いでしょう。
また、ビズメイツとベストティーチャーは、シミュレーション上、同じ費用になっていますが、実際には、ビズメイツの方が相対的に安いと思います。
上でも説明したように、ベストティーチャーは、通話レッスン前に、ライティング、リーディング、リスニングレッスンを受ける必要があります。
そのため、31回受講するというのは、かなり大変で現実的ではない気がするためです。
「多くのレッスンを、安く受講したい!」という方はビズメイツがオススメです。
逆に、ネイティブのレッスンに魅力を感じる場合は、ビズメイツはフィリピン人講師のみなので不適切です。
また、夜中の時間をもっと有効に活用したい!という場合も、ベストティーチャーとvipabcが候補に残ります。
さいごに
ビジネス英語を学ぶ上で、オンライン英会話の選び方とおすすめオンライン英会話を3校紹介しました。
選ぶ視点は、カリキュラムやコースではなく、”どんな講師から学ぶか”を優先すべきです。
そして、おすすめのオンライン英会話は、ビズメイツ、ベストティーチャー、vipabcです。
ぜひ、比較表を見ながら、ぜひあなたに合ったオンライン英会話を見つけてください。
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