オーストラリア英語を学ぶなら必ず見ておくべきおすすめ映画9選

この記事を書いた人:とよっぴ
オーストラリアのメルボルン大学開発学(修士号)を卒業。オーストラリア在住歴は5年目になります。豪英語に関するお話や英語で躓きやすいポイントなど、わかりやすく解説していきます。

オージーイングリッシュを学びたい!そう思っても最初はかなり難しいですよね!

気軽に気楽に学びたい!そんな方には映画で英語を学ぶのがおすすめです。

今回は、オーストラリア在住歴5年の私が強くおすすめしたい、オージーイングリッシュが学べるとっておきの映画を9つご紹介します!

オージーイングリッシュを学ぶ上で押さえておくべきオーストラリア映画9選

クロコダイル・ダンディー (Crocodile Dundee)

オージーイングリッシュを代表する映画で真っ先に出てくるのはこの作品です。

オーストラリアのコメディ映画なのですが、アカデミー賞の脚本賞にノミネートされたこともあるため、世界的にとても有名な作品で、多くのAussie Youtuberがかなりオススメしている映画でもあります。

タイトルだけ見るとワニとの戦闘シーン盛りだくさんのような気がしますが、ワニとの戦いは映画内で一度だけで、主人公のクロコダイル(異名)というワニを張り倒した伝説の男に焦点が当てられています。

記者のスーがクロコダイルの取材へ赴いてワニに襲われ、クロコダイルに助けられてちょっと良い感じになるという、まさに昭和チックな展開ですが、その後スーがクロコダイルをニューヨークに連れていくというところから、話は一気に加速していきます。

初めての大都会という異世界で、クロコダイルの起こすコメディが非常に面白いのですが、「田舎者」というキャラを際立たせるために、豪英語がふんだんに使われているのかな、と思いました。

日常英語がかなり使われているので覚えると非常に役に立ちますし、スーはアメリカ英語を使うので豪英語との違いを理解する上でも、とても良い教材です!

ミュリエルの結婚 (Muriel’s Wedding)

女性に圧倒的人気を誇る、ダメ女の結婚願望剥き出しの映画です。

ダメ女の定義にも色々あると思いますが、最早庇いきれないほど、太っていて、怠惰で、素行も荒いというダメっぷり。

そんな彼女が、友人の結婚式でブーケを受け取って以来、結婚に奮起・奮闘するストーリーです。

自分のことしか考えない性格や家庭崩壊にも興味を示さないキャラが反感を買うこともあるのですが、目標に向かって、完璧でなくても半歩前進するという内容に、自分自身と重ねる女性が多いようです。

オーストラリアが舞台なので、オージーイングリッシュはもちろんのこと、シドニーの街並みが結構出てくるので、オーストラリアの雰囲気を知りたい人にはオススメです!

トゥモロー-僕たちの国が侵略されたら-(Tomorrow, When the War Began)

この作品を見て真っ先に感じたのは、全面的オーストラリア感。笑

オーストラリアの文化や訛り、特徴的なスラングなど、余すところなくたくさん使われていて、日常のシーンを切り取ったような映画でした。

ストーリーは男女7人で通称「地獄」と呼ばれている山奥でキャンプをするシーンから話はスタートするのですが、1週間後に家に帰ると家族は誰もおらず、家の電気は途絶し愛犬は死骸となっている等、何がどうなっているのかわからない状況から話は急展開します。

住民たちは武装した兵士に捕まっており、彼ら7人もまた兵士に襲われます。捕まっている住民たちを助けるため、男女7人だけで軍隊と全面戦争していくお話です。

この映画の素晴らしいところは、豪英語だけでなく文化や時代背景も同時に学べるところ。

オーストラリア人は犬をこよなく愛しているので、真っ先に愛犬の死をもってくるとオージーの感情は異常に高ぶりますし、その愛犬もオーストラリアを代表するボーダーコリーが起用されています。

また、自分の家に火をかけられるシーンではオーストラリアの先住民であるアボリジニーの姿がチラッと登場するのですが、同じようにアボリジニーを侵略・迫害してきたことを想起させられました。

文化や時代背景など、言語以外の面でも勉強になるため、非常にオススメです!

ホールディング・ザ・マン-君を胸に抱いて-(Holding the Man)

今ホットな話題でもあるLGBTに関するお話です。映画は実話がベースになっており、2人のゲイカップルが主人公です。

現在のオーストラリアでは同性愛結婚が認められており、その数は年々爆増しているのですが、1970年代は現在の日本同様、迫害対象の1つで、同性愛というだけで精神科に行けと言われるくらい、文化レベルはかなり低いものでした。

映画はそういった時代に生まれた2人のゲイに焦点を当てています。

舞台がオーストラリアなのでアクセントは完全にオージーイングリッシュですし、登場するスラングや表現など、Tomorrow, When the War Began同様、日常的に使えるものがたくさん含まれています。

オーストラリアへの留学を考えている方は、同性愛への理解を深めておくと会話の幅が広がるのでオススメです!

ホーリー・スモーク (Holy Smoke)

オーストラリア人ですら主人公演じるKate Winslet (ケイト・ウィンスレット)がイギリス出身だとは思えないほど、綺麗で完璧なオージーイングリッシュを話すことでとても有名な映画です。

Kate Winsletはタイタニックで超有名な女優ですが、この映画の中ではタイタニックのイメージを全く感じさせないくらい、完璧なオージーでした。

映画は思春期で自分自身との葛藤に苦しむ女の子に焦点を当てていて、いろんな価値観から脱却しながら成長していく物語です。

オーストラリア人が主人公なので、使われている英語は完全にオージーイングリッシュです。ただし、Kate Winsletのヌードシーンが含まれているため、R-18指定となっています。

ザ・キャッスル (The Castle)

家族の温かさに焦点を当てた作品なのですが、オージーイングリッシュ全開の作品です!

空港建設で家の撤去の申し出を、政府から受けたお父さんが、家を守るために奮闘するストーリー。ところどころ名言が多く、かなり泣かせられます。

日本ではあまり聞くことのない映画で、DVDを探しに行っても見つかることは基本ないというくらい認知度は低いのですが、オーストラリアではかなり有名な作品です。

映画内で出てくるお父さんのフレーズ「This is going to straight to the pool room」は、「お気に入り」「私の好きなもの」という意味で、インスタグラムなどのハッシュタグによく使用されています。

※ Pool: ビリヤードの小さい版で玉は基本的に2色で行うことが多い。「遊び場」という意味で使われることもあります。

月のひつじ (The Dish)

オーストラリアの映画では珍しい、宇宙系のお話です。

アポロ11号が初めて月面着陸する頃、スケジュールがズレてアメリカとは真逆の位置に着陸することとなってしまったため、人よりも羊の数の方が多いと言われているオーストラリアのパークス天文台に着陸を任された時の実話を元に作られた映画です。

NASAから派遣された職員とやり取りをしながら仕事を進めていくため、英語はオージーとアメリカンが交互に行き交うのですが、その違いが顕著に現れていて非常にわかりやすい映画でした。

オーストラリア人がアメリカ人に抱いている思いやコンプレックスなども表現されていましたし、表舞台には立っていない影の主役がたくさんいることなど、多くのことを学べる映画でした!

チョッパー・リード-史上最凶の殺人鬼-

オーストラリアのメルボルンに実在した殺人鬼のお話です。コメディ映画として書かれていることの多い作品ですが、個人的には結構ホラーでした。(笑)

小さい頃から素行が荒かった主人公のリードは大きくなってからはギャング組織に入ってドラッグを密売するなど、典型的な闇の人間。

ボルトを切断する時に使用する大きめのカッターを常時持ち歩き、敵対相手には容赦なく足を切り落としたことから、その異名を取って「Chopper (人切り包丁)」と呼ばれるようになりました。

ただの人殺しの話かと思って観ていたのですが、意外と深いものがあり、人に熱い部分や、自分を見てもらいたい気持ちが違う方向に向いてしまったのかな、など、考えさせられるものがたくさんありました。

独房の中でも抗争を繰り広げたり、どういう流れか「塀の中より」という本を出版して一躍有名なベストセラーになるなど、オーストラリアでは結構有名です。

日本ではほとんどありませんが、海外ではこのような悪役がヒーローのような扱いを受けることも少なくありません。

舞台がメルボルンなので、オージーイングリッシュの中でも南側のアクセントが非常に強いのですが、今のメルボルンのアクセントとほとんど変わりません。(というか、もはや同じでした。)生の英語を聞きたいな、という方には非常にオススメです!

アリブランディを探して(looking for alibrandi)

ラブリーな映画でオージーイングリッシュを学びたい方には非常にオススメの作品です!

ジョゼフ・アリブランディというオーストラリアの女子高生が主役の映画で、どの女子高生であっても抱くコンプレックスや悩みに焦点を当てた映画です。

主人公の名前の通り、アリブランディはイタリア系の移民を親に持っており、それが原因でよくケンカをします。

自分のルーツが周りのみんなと違うというのは、思春期にはとても葛藤する理由の1つでもあり、特にオーストラリアは自身のルーツにとてもシビアなので、そういったコンプレックスは未だに色濃く残っています。

自身のルーツを辿りながら、恋愛や友情に必死になる青春物語ですが、個人的には結構厚みのある内容だったと思います。

留学すると必然的にマイノリティとなる自分自身と重なる部分があるため、これから留学を検討している方は、ぜひ見ていただければと思います!

さいごに:映画は豪英語学習に最適な教材!

オーストラリア英語は日本人が学校で学ぶアメリカ英語と比較すると、アクセントも発音も、言葉の使い方も表現も、いろんなものが大きく異なります。

どの状況で、どういった表現を使用すれば良いのかというのは、長年オーストラリアに住んでいても判断が難しいものがありますが、映画などを参考にすると自然にその感覚は身につけることができます。

大切なのは、何度も観ること。

ローマは1日にして成らないように、英語においても積み重ね以外に階段を登る手段はありません。

映画は自分の好みを選べるので、気の向くものから少しずつ取り組んでいってくださいね!

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